2012年7月24日火曜日

『自然食品』『無添加』でも安心できない、ドッグフードに使われる添加物と病気の関係

ドッグフードに使われる添加物には、栄養バランスを整える為の栄養添加物、品質を保持する為の添加物、 食欲や見栄えを良くする為の添加物があり、この中でも一番の問題となるのが品質を保持する為の添加物でいわゆるBHA、BHT、エトキシキンなどの保存料といわれているものです。

これらは酸化しないように長期保存を目的とされた酸化防止剤で、強力な発ガン生物質です。
これはネットで検索すればすぐに出てきますね。

昔の犬や猫は、残飯や味噌汁かけご飯を貰って食べていたのに、
目に付くような病気などありませんでした。
ところが安く保存が利く便利なドッグフードが世に登場しそれらを食べるようになってからガンや皮膚病、アレルギー、尿路結石などの病気が増えてきました。 

人間と同様にこれらの病気はドッグフードに添加された化学物質が原因である可能性が高い
と言われています。
以前どこかの特集で、ドッグフードに添加されている保存料の検査で発がん性物質であるエトキシキンとBHAが20品目ほどのドッグフードの有名ブランドの中で、半数に近いメーカーから検出されたという記事がありました。

そしてその大半のドッグフードが『自然食品』、『オーガニック食材』で『無添加』と称したものだったそうです。

いろいろなメーカーが世論にたたかれBHA、BHT、エトキシキンに変わって天然のビタミンCやEなどを保存料に使うメーカーが増えてきましたが、こうした天然の酸化防止剤は効き目が弱く、とてもとても長期保存に耐え得るものではないとの事です。 

原材料を仕入れた段階で、すでに添加物が使用されていることも目面しくありません。
メーカーはそれを知ってか知らないかは知りえませんが、既に合成保存料が添加されている原材料を使うことで自社では無添加、無農薬、オーガニックといえるわけです。

当然「無添加」「合成保存料不使用」でも賞味期限のやたら長いもの、カビの生えないものははこのような可能性があると考えられます。

以前のペットフード公正取引協議会では原材料を多い順に合計80%まで表示すればよく残りの20%に何が含まれているのかが不明でしたが、100%表示になりました。
ペットフードの改正で~に利くドッグフードとか専用のドッグフードとかの表示もダメになったようです。その有効性が検証できていれば良いのでしょうがまずほとんどのメーカーは難しいと思われます。

また原材料を100%開示義務があるとはいえ偽装があるのが今の世の中。
すべてを鵜呑みにするのは危険かもしれません。
パッケージに「〇〇副産物」とか「肉骨粉」などの表示、例えばチキンミールとかラムミール・家禽ミール、鶏肉粉・牛肉粉などの表記があるものはレンダリングによって得られた原料を使っている可能性があるようです。レンダリングというのは、4Dミート(人間が食べることが出来ない肉)の他に、安楽死された犬・猫や路上轢死動物、レストランの廃油やスーパーの廃棄食材などを大きな容器に入れて、高温で一斉にミンチにかけられたものです。 

レンダリング時には大量の消毒液や病気の菌を殺すための薬剤を一緒に入れ、毛も骨も蹄も、全部一緒に粉砕されミンチにかけた物がペットフードに入れられているそうです。
たまにありませんか?ドッグフードに毛が混じったもの、なにやら明るい色をしたプラスチックのようなかけらが入っていたりと・・・。
私は何度かあります。もちろん違うメーカーです。

レンダリングされる原料は、レンダリング処理をされるまでしばらく放置されています。
これは大きな釜で一気にするために材料が集まるまで待っているからだそうです。
このためにそれらが腐敗し多くの場合、サルモネラ菌や大腸菌といった細菌に汚染されていて、これらの細菌は高温処理で殺菌されたとしても、細菌が出すエンドトキシンという毒素や化学物質までは分解できないのです。  

病死した動物を使用した場合、その動物が病死するまでに、多量の抗生物質などが投与されているであろうし、安楽死させられた動物には、ベントパルビタールという安楽死に使う薬剤が残留しています。 BSE(狂牛病)にかかった牛の肉なども使われている可能性も無いとは言えません。 
現在は不明ですが日本にもレンダリング工場は四国などに存在していました。
レンダリング処理する際に浮いてきた脂肪や脂が、ほとんどのペットフードに含まれる動物性脂肪のもとになっていると言われています。


脂肪には、動物性、植物性、魚の油分があります。
「総合栄養食」?であるためには、ドッグフードには必ず脂肪が入っています。
動物性脂肪は酸化しやすいのでその酸化を防ぐために、植物性脂肪以上に酸化防止剤や保存料が必要になります。製造段階からすでに酸化は始まっているといわれています。
よく天然のビタミンCやE、ローズマリー抽出液で保存と明記されていますが、ビタミンなどは非常に弱く、破壊されやすいものです。
天然の保存料だけでどこまで品質を保持できるか疑問に思いませんか? 

酸化臭や味を誤魔化す為に塩や香料を添加することになる訳です。
長期保存できるタイプものであれば、添加物や保存料は必ず入っています。
明記してあれば良心的な方であり、書いていないのは100%開示でない限り、
入っていないということではなく公表したくない、もしくは出来ないだけ。

ビートパルプは甜菜(砂糖大根)の絞りかす(線維質)の事で、これ自体は線維質源として、悪いものではないのですが、繊維質(搾りかす)が多いので安価にフードの量が増やせる為、粗悪なフードには大抵使用しているとされています。
プレミアムフードといわれるものの中にもこのビートパルプが使用されているものが多々あります。
また、飼主が処理しやすいように便を硬くするという効果もあるようです。
ビートパルプを圧力を加えて絞ったものならまだしもペットフードに入れられるビートパルプは科学薬品を加えて取り出している可能性があり、当然のことながら薬品が残留しているわけですよ。

原材料のトップに来るものは「鶏肉」「牛肉」など普通の食材名であること。
そして、「ビーフエキス」「チキンミール」などの謎の言葉には要注意です。
原材料のトップに肉類がある場合、肉粉であるか肉であるかで、実際の肉の使用量が大きく違ってきますので気をつけましょう。


●総合栄養食の位置づけ
AAFCO(米国飼料検査官協会)とはアメリカの機関が定めたものであり、フードが一定の栄養価を満たしているかなどを判断するものなので、国産品にAAFCOの基準が適応されることはありません。 日本にはペットフード公正取引協議会と言うものがあり、ペットフード公正取引協議会の認証品ならば、AAFCOの栄養基準に準じるものとされています。 
ただこのペットフード公正取引協議会というのは各ペットフード会社が立ち上げた業界団体であり公的なものではないのです。

ペットフード公正取引協議会に加入しているメーカーが、基準に違反した場合は罰則がありますが、加入していなければ守る義務がないわけですから、当然ペットフードに関する規制はさらに甘いものになるのです。

ペットフード公正取引協議会の栄養基準は、AAFCOが推奨している栄養基準の数値を指標としています。ですので、加入していない国産メーカーよりは加入しているメーカーの方が良いでしょう。 

主だったフードの試験・調査をしたところなんとAAFCO(アメリカ飼料検査協会)給与基準を本当にクリアしているメーカーは、わずか数社だけだったそうです。
AAFCOの給与基準をクリアーとかAAFCOの給与基準を満たしている、と表示してあっても、実際は数字合わせをしているだけのことで、これらは自称クリアにすぎないといいます。

確かにアメリカはペット先進国ですが、原材料は肉骨粉がほとんどなのです。
この肉骨粉はレンダリングによる副産物であり、そして何よりアメリカは「ペットフードは家畜飼料である」と言う考え方であり、 肉骨粉の使用や危険な添加物の使用を容認しているのです。

この数年、ペットの栄養学は急速に進歩しているとは言っても、犬に関する栄養学と言うのは、まだまだ確立されていない分野のようです。

人間は主食と主に副食が中心で、その副食は毎回変わるのに対して、犬は主食のみを毎日ずっと食べ続けるわけです。「総合栄養食とは、その主食と水さえあれば健康を害する事なく過ごせる」と謳っていますが、メーカーはそれを完璧なものだと言いいます。

しかし、人間の食べ物ですらそんな完璧なものはないのに、遅れているペットの栄養学がそんな完璧なものを作りだせるのか。果たしてそれを食べているだけで健康でいられるものなんでしょうか。

2世代以上の給与試験を行っているメーカーもありますが、自社の研究所ではなく、あくまでも外部の第三者機関で行う方が良いのです。自社研究所が親会社であるメーカーに不利になるデータを出すはずがないのですから。

しかしながら、給与試験は行っている方が良いわけで、なおかつ分析試験も両方実施しているのが望ましいようです。

AAFCOの栄養基準は少し高めだそうです。
これは一説には、飼い主が手作りしようと思っても、栄養バランスなど簡単に真似できないように、ややこしくし諦めさせようという意図が見え隠れするとも言われています。
また、広大な土地で運動量の多いアメリカなどの犬に比べ、日本の、しかも室内犬となると実際栄養過剰なのだそうです。

●成分の表示
何によるタンパク質かも大事です。良質な動物性蛋白質を多く含んでいる事が望ましいのです。 とうもろこしや大豆などの植物性蛋白質よりも、肉や魚などの動物性蛋白質の方が良く、蛋白質の量よりむしろ、蛋白質の質を考えた方が良いのです。

一般的なペットフードのタンパク質源には肉や魚、植物性としてとうもろこしや大豆などが使用されていますが、植物性の蛋白質ならば「大豆ミール」などの言葉に要注意です。
また、炭水化物は多くなりすぎない方がよいです。

例えば、トウモロコシグルテン、トウモロコシ粉 、コーングルテンのようにこれらは同じ材料です。 
このように同じ材料をいくつにも分けて記載する事で、実際以上に肉を多く見せかけたり、穀物原料を少なく見せかけたりできます。 
これは、タンパク質源をトップに持ってくるための策略ですので、騙されないようにしましょう。

ほとんどのドッグフードでは原材料の劣悪さを誤魔化す為にビタミン・ミネラル類を多量に添加している場合が多く 、このようなフードというのはそれなりの原材料しか使っていない可能性が高いようです。

その他に、栄養添加が目的であるセレン化合物があります。
微量の無機物ですが過剰な摂取は神経質・食欲不振・嘔吐・呼吸困難などを引き起こす事もあるそうです。日本では認められていない危険な添加物ですがアメリカなどでは飼料添加物として認められているのです。

●国産or外国産
外国産のメーカーの場合、流通経路を考えてみるとどうなのでしょうか。
船に揺られて長い旅の末、日本に入ってるのです。輸入製品の賞味期限は長くなかには2年近くもあるものもあり、 長期保存がきくフードというのは、当然ながら強力な保存料を使用しているわけで、ビタミンCやEなどの天然保存料だけではとても長期保存がきくとは考えられません。

ビタミンなどは熱に弱く破壊されやすいですし、
他に何かが使用されているとは考えられないでしょうか。
外国産の一部の正規品などはクールコンテナ(低温に一定温度に保ってくる)で、品質保持しながら運ばれてくるものもありますが、いくらパッケージに窒素ガス充填剤を使ったり、工夫を凝らしてみたところで、日本に到着してからリパック大袋を一度開封し詰め直す)するのでは、結局は空気に触れ酸化が進み意味がないわけです。 その点、国産のものならば新鮮なものを食べさせられますが、長く持たない分保存の仕方に注意が必要になります。

もちろんリパックしないメーカーもありますが、
日本の販売店に到着してからの保管・管理はどうなのか。
うちはきちんと低温庫で保管しています、というところもありますが、では店頭に並んでいる間や、閉店してからの商品の管理はどうなのか。
また、低温で運ばれてきたものを常温で管理すれば、温度差からの湿気などでかび生えたり、傷む原因となります。

リパックについては、安全性を高める為の検品とか保存性を高める為だとかメーカーは説明するようですか、実はビニールの切れ端や留め金、動物の毛や爪の一部などの異物混入が多いので、そのままではとても出荷できない状態だからなのだそうです。アメリカのペットフードのほとんどが、原材料は肉骨粉なのですからこれは当然の事なのかもしれません。

●粗悪な穀物と増量剤
一般的に日本語表記で使われているミールとは副産物を含む肉粉や肉骨粉のこと
をいい、ミートミール、副産物ミール、などの表記には要注意です。
トウモロコシグルテン、トウモロコシ粉 、グルテンミール、コーングルテン、
大豆ミール、ライスグルテンミール、 ピーナッツの殻などは栄養素をほとんど
含まない粗悪な穀物や増量剤です。 
また、「~ぬか (Bran)、~粉 (Flour)、 ~グルテン (Gluten Meal)、~殻 (Hull)」で終わるような炭水化物源も増量材です。

穀物についても、タンパク質同様、良質なものを使用していること。
とうもろこしは、米や小麦に比べ安価なので、 
低価格のフードで多く使われる傾向 にありますが、全粒とうもろこしと表記されているもののほうが安全だと言われて います。

●ミネラル(特にカルシウム、リン、マグネシウム)のバランス
カルシウムについても、適正範囲内かどうかを確認しましょう。
カルシウム過多は骨の変形などの成長障害を引き起こすので、とくに成長期の犬の
場合は重要です。

鶏のササミにはリン分が多く含まれているため、適正範囲内でないとリンと
カルシウムのバランスを崩し、体内のカルシウム分を破壊してしまいます。
塩分(ナトリウム)については、良い原材料を使っていればそれらの材料から取れる
分で十分であり、 添加する必要はないのです。

●大豆製品に注意
質の良い大豆は良質な植物性タンパク源となるので、適切な処理がされていれば
問題はありません。 注意しなくてはならないのは、
大豆の搾りカス(大豆油を絞った 残りでおからとは別のもの)が安価な原料として使われている場合です。大豆カスは 栄養が乏しく繊維質が多いため、ガスの発生の原因となる可能性があり、鼓腸症や 胃捻転の原因となることがあるので注意が必要です。

原材料の表示で見分けるのは困難ですが、価格の安いフードほど注意が必要で
あると言えます。

●アレルゲンになりやすい原材料に注意
本来肉食である犬は、消化管が短く穀類などの消化は苦手なのです。
肉は消化しやすいように身体が出来ていますが、植物性のものや消化しにくいもの
が入ってくると、蛋白質をアミノ酸に完全に分解できず、
蛋白質の形のまま腸管 から血液内に入ることになります。 
その際、身体か異種抗原と勘違いして攻撃を 始め、そして、同じものがまた入ってきた時に反応を起こし、 アレルギー症状と なるわけです。

もちろん個々によって、ダメージに強い子もいますし、
免疫系の反応も個体差に よって違いますから、
全部が全部アレルギー反応を起こすとは限りません。

幸い愛犬の場合、動物病院で血液検査をして頂いたところ、食物にはアレルゲン
となるものはありませんでしたので、この点はあまり心配ないようです。


●価格
高ければいいとは言えませんが、一般的に安いものは原材料が粗悪だからと考えて
よいようです。
一般的にペットフードの製造に使われるのは、
エクストルーダーという一種の 押し出し機を使う事が多いのですが、 
200度以上の高熱をかけ出口付近で発泡 させる為、
大きく膨らんできれいな丸いフードに仕上がります。

しかし、最初に材料を練りこんでしまう為、
ビタミンやミネラルなどの栄養素は熱に 弱く破壊されてしまいます。

従来の製造方法では実際にはほとんど含まれていないというのが正しいようです。
そして、出来たものに最後に鶏脂肪酸などの油をスプレーしコーティングするのです。

排便の量が多いフードは、栄養を吸収する物が無いので排便に全て出てしまう為
あまりよくないようです。

沢山水を飲むフードは良くありません。
ドライフードは水分が10%以下に調整して あるので、水分が不足します。
犬はそれを補う為に大量の水を飲むようになります。
そうなると、胃酸が薄くなり消化不良などを起こすケースもあるのです。
また、水をよく飲むのは、塩分や糖分が多い場合もあります。

水に沈むドライフードが良い。
これは原材料がしっかりしていて栄養密度が高いから だそうです。 
膨張剤で膨らませたような軽いフードは水に浮きます。
密度が高いフードは沈んでも大きさはあまり変わらないが密度が低いフードは3倍以上膨れます。
こんなドライフードを食べた後に水を飲めばどうなるでしょうか?
フードを一度水に濡らしてから水を切り、
そのまま数日おいてみて変色やカビが 生えないようなものは危ないものです。

これらの条件をクリアするのは、ほとんど不可能に近いことです。
何を優先するのか どこで妥協するのかは自分自身が決める問題になってくるのです。
低価格のフードを与えていても病気知らずの子もいれば、その逆の場合もあるし、
いいフードだと思って与えても、その子に合わなければどうしようもないのです。

理想的なドライフードを探すよりも、本当は私達が食べるものと同様に新鮮な食材を使い出処の確かで飼い主の愛情こもった手作り食が一番 いいに決まってます。
人それぞれの諸事情によりちょっと無理な部分があるので、結局のところ 皆がドッグフード探しに真剣になっている訳ですね。
犬用は・・・と難しく考えず自分たちの食事を作る際に調味料を加えない愛犬の分をほんの少し多めに作るだけでいいのにね。

人も犬も変わらない 免疫力を高める食品など

辛み成分であるジアスターゼを豊富に含む大根
ジアスターゼは別名アミラーゼともいいます。
アスターゼは胃腸薬(人、犬の胃腸薬に共通する)によく含まれており賞ks不良や胃もたれなど食欲不振を改善する作用があります。
ウイルスや病原菌が体内にはいってきても、必ずしも病気になるとは限りません。それは、体内にある白血球、マクロファージ、NK細胞が協力し合って異物をやっつけ、感染するのを防いでくれるからです。
だから、免疫力を高めるには、白血球などの細胞がいつも元気に働けるよう、細胞の酸化(老化)を防ぐことが大事。
抗酸化辛み成分であるイソシアシアネイトに抗酸化の働きがあり、皮との間に多く含まれているので、よく洗って皮ごと食べるのがいいと思われ。
また、大根はジアスターゼなどの消化酵素も豊富。
食べたものを速やかに消化し、効率よく吸収する助けをし、効率よく吸収する助けをし、代謝のアップにも役立ちます。
ただ、これらの成分は熱に弱い。大根おろしにして冷ましたスープなどに加えてはいかがでしょうか?
なんでも食べる子であれば、ほうれん草やトマトを加えると、抗酸化力がトリプルになり、さらに強力になります!

長芋に含まれるムチン
長いものヌメリに含まれるムチンは、たんぱく質の分解を助ける成分。
たんぱく質は細胞の材料となる栄養素なので、免疫力を高めるためには、
毎日きちんと補給する必要があります。長いもは、そのほかにも多くの消化酵素を含み、食べ物の消化吸収をよくし、
新陳代謝を上げるので、昔から“精がつく食べ物”といわれてきました。
最近では、抗酸化成分を含むこともわかっています。
こういった長いもの成分を100%生かすには、すりおろさないことが大事。
『長いものせん切り』は昔からある定番メニューですが、良質のたんぱく質を含む鶏肉を混ぜれば、免疫力はさらにアップ。
抗酸化成分を含むのりを散らしてもいいし、同じく抗酸化の働きがあるわさびを混ぜて、風味よく、ピリ辛にすれば、お父さんのお酒の肴にもいけて一石二鳥。

高タンパク低脂肪、抗酸化抗力の鶏肉
鶏肉はもとよりたんぱく質が豊富で、しかも低脂肪という優れた食品です。
またアミノ酸の一種であるカルノシンやアンセリンに抗酸化抗力があることがわかりました。
たんぱく質を効率よく利用するために、
たんぱく質の代謝をよくするビタミンB2と合わせて与えましょう。
たとえば、『鶏のカシューナッツ炒め』はナッツにビタミンB2が豊富なのでおすすめ。
同じくビタミンB2が多いきのことの炒めものは、家でも簡単につくれるメニューです。

腸内環境を整える乳酸菌
よく「腸内環境」という言葉が使われますが、免疫力を高めるためにも、善玉菌であるビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えることが必要です。
それによって、消化吸収をよくし、基礎体力をアップさせることができます。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内でビフィズス菌を増やす働きをし、便秘の解消にも役立ちます。ヨーグルトにはカルシウムやたんぱく質なども豊富なので、毎日積極的にとりたいもの
バナナを加えると食物繊維がプラスされて整腸作用が強まり、りんごを加えると抗酸化作用が加わって、よりヘルシー!

クロロフィルとビタミンA・C・Eを含む、強力な抗酸化食品、小松菜
冬になると青々としてくる小松菜は、緑色の成分であるクロロフィルとビタミンA・C・Eを含む、強力な抗酸化食品です。
そのうえカルシウムや鉄分などのミネラルも豊富なので、免疫力アップのためだけでなく、骨粗鬆症や貧血が気になる子にはとくに積極的にとることをおすすめします。
小松菜は、ほうれん草のようにアクがないので、下ゆでしたり、水にさらしたりする必要なし。
サッと炒めるだけで食べられます。
免疫力を高めるためには、良質のたんぱく質を含む、卵や鶏肉などと組み合わせるのがベター。油を使うことで、ビタミンA(カロチン)の吸収もよくなります。
小松菜を粗みじん切りにしてご飯と炒め、溶き卵を混ぜて、塩、こしょうで調味する『小松菜のチャーハン』や『小松菜と卵の炒めもの』も手軽にできるおいしいメニューです。

強い抗酸化力を持っている納豆
納豆などの大豆製品には、イソフラボンという、胃がんを予防する成分が含まれており、これが強い抗酸化力をもっています。体内にはいると、女性ホルモンに似た働きをし、代謝をよくする効果もあります。
納豆にはビタミンK2も含まれており、カルシウムが骨に沈着するのを助け、骨を丈夫にします。
骨を健康的に維持することで、基礎体力がアップします。
納豆は手軽なうえ、植物性たんぱく質も豊富。
免疫力アップのためには、毎日でもとりたい食品。よくかき混ぜて、ネバネバにして食べましょう。
もともと消化のいい食品ですが、
たんぱく質の消化吸収を助ける長いもと組み合わせるとさらにいい。
ともにネバネバ同士で、味の相性もピッタリ。

代謝をよくすることで疲労を予防・解消するクエン酸
クエン酸は代謝をよくすることで疲労を予防・解消し、元気な体を維持します。
梅干しに多く含まれていることは有名ですが梅干しを食べる犬はイないでしょう。
他には酢、キウイ、みかん、ナシなどに多く含まれているようです。
アジの南蛮漬けやみかんだったら食べる子も多いと思います。疲れているときの疲労回復にも役立ちますので
夏場など食の細い時期に酢の物を毎日の習慣にするといいかも!

殺菌作用、疲労回復、血中の脂質を減らしエネルギーとして効率よく燃えやす成分を含むにら
免疫力を高めるには、体内にはいった栄養素が、
エネルギーとして効率よく燃える必要があります。
エネルギーの素である、糖質の代謝に不可欠な栄養素はビタミンB1。
そのビタミン1の働きを助けるのが、にらに含まれている、硫化アリルという成分。
硫化アリルは加熱しないほうが、より強力に作用します。他にもニンニクが有名ですね。
だから、「硫化アリル+ビタミンB1+糖質」の組み合わせがベスト。

ビタミンA・C・Eの抗酸化力も免疫力を高めます。
家でつくるなら、にらを卵でとじた『にら卵』や
『にらと豚肉の炒めもの』+ご飯もおすすめ。
硫化アリルを含む食材を沢山取り過ぎると貧血になったり胃腸に負担がかかるので注意。
人間においても、過剰に玉ねぎやニンニクを食べた場合、貧血になることは知られています。

結局のところ人間でも犬でも個体差があり、その犬や人に適した量はその恩恵を受けると思う。
例えば鶏肉だって食べ過ぎれば下痢になるという感じで
あれがダメ、これがダメというが食物アレルギー自体、個体差があるし、それだけを大量に与えるわけではないし、私達も食べるわけではありません。
個体に適した量ならば恩恵のほうが大きいこともある。
個人的には製造工場の見えないジャンクフードを与えるよりよほどマシだと思います。

2012年7月20日金曜日

ノミを発見したら即お風呂

ノミやノミの糞らしきものを発見した時、あなたはどうしますか?
フロントラインでもぶっかけますか?
その前に、毎日ノミがつきますか?
たくさんのノミがつきますか?

ちなみに我が家ではフロントラインを6年以上使ってないです。
ウチの場合、年に数回ノミやノミの糞を発見することがあります。
ノミをどこで拾ってくるかは不明だけどこれまでガッツリついたことはありません。
また続けてついたこともありません。
我家の場合、愛犬を自然の山というか人が全く手を入れていないような場所には入れませんが、公園内の芝生や道端の草木のなかは普通に入りますというか勝手に入ります。
そんな環境ですが
ノミ自体を発見した場合は一応それを捕まえます。
糞だけ発見した場合、1匹いればまだいるのではという不安もあり必ずやることがあります。

それは風呂に入れてることです
風呂に入れて体をゴシゴシ洗ってやります
シャンプーはノミ取りシャンプーではなく普通のシャンプーです。
ノミ取りなんぞ使った事無いですが
普通のシャンプーで浮いて来なかったことがありません。

ゴシゴシ体を愛犬の体を洗ってやると、
なんと茶色の死んだノミが一回り大きくなって被毛に出てきます。
溺死なのかよくわかりませんがとにかく死んでます。
これで一件落着です。

あとは明らかについた場所が特定できれば避けるなど(場所が特定出来なければしかたない)
初歩的な対処をすればよいかと。

ただ簡単に洗える小型犬だからできることかもしれません。
また頻繁に付かないからできることかもしれませんが
ノミ対策の一つとして取り入れてもいいと思います。



2012年7月18日水曜日

自然にできる歯石と歯垢予防に最適な事とは

出来れば自然に出来ればお金をかけずに愛犬の歯のケアをしたいですよね。

我が家には3ワンいます。
歯石ががっつりついている子が2匹。
全くついていない子が1匹。

両者の違いは何なのか・・・

その前に・・・歯石や歯垢の予防に歯磨きだとかガムだとか
麻酔しての歯石除去だとか検索すればザクザクでてきます。

歯磨きガムの効果は歯垢に対してはあるだろうが
歯石に対して即効性はほとんど無いと感じます。

また麻酔をして歯石除去はキレイになるが定期的な除去が必要になってくる。
獣医は予防に関しては全く教えてくれない。
まあ予防されたら儲けが減るから当たり前か???

我が家での歯石がある子とない子の違いは・・・
布製のおもちゃで遊んでいる
硬いもの(引き出しの取手やクシやトリッガーなどの柄の部分)をガジガジ
噛んでいる

この2点です。

食べ物は一緒。
もちろん好き嫌いはありますが基本的には同じです。
私達が口にするものは欲しがるので上げてます。

基本的に幼犬の時ならばいろんな事に興味を示すので
幼犬の時から遊んであげる事が大事。
おもちゃでなくても布製品(タオル等)の引っ張り合いで遊んでもいい。
(成犬になって遊んであげようと思ってもなかなか興味を示さない(我家の場合))
ゴム製品のおもちゃはゴム独特の匂いが嫌なようでウチの子は全く遊びません。
また直接口でくわえるものだし中国製が多いので個人的には与えたくないです。
やはり日本製のほうが安心して与えることができますよ。

また家の中の何かをガジガジしても怒らないこと。
愛犬の行動には決して理由のない行動は無いはず。
ガジガジして歯の健康が維持できるならこれほどありがたいことはありません。
もし困るものであるなら他の物を与えましょう。
この場合簡単に砕けるものではダメです。
徐々に削れていくものがいいようです。
これも日本製のものがいいとおもいます。

ナゼ日本製にこだわるかといえば口に入れるものだからです。
口に入れるものは食事だけではありませんからね。


犬の歯について・・・
犬の歯の種類と役割
・門歯・・・食物を噛み切る
・犬歯・・・全歯の中で最も長く、先端が鋭い。食物や獲物を固定する役割を果たす
・前臼歯・食物を切ったり固定したりする。平べったいため、食物をすりつぶすというよりは引き裂く      のに適している
・後臼歯・間の奥歯と同様、上面がすりこぎ状になっており、食物をすりつぶすのに適している

犬の歯は人間のように上下がぴったりと噛み合っておらず、
ハサミのように微妙にずれているのが肉食動物の特徴です。
上の前歯の裏面に下の前歯の表面が接触している噛み合わせです。
シザーバイトとも呼ばれ、犬の正しい噛み合わせの見本とされています。
何かを『すり潰す』ことよりも『噛み切る』ことに重点がおかれた構造ですが
犬は後臼歯の数が多いので他の肉食動物よりも『すり潰す』ことに対応できると言われています。
シザーバイトとも呼ばれ、犬の正しい噛み合わせの見本とされています。

歯石のある愛犬の歯を見ると一目瞭然ですが前の尖った歯よりも奥の歯の尖ってない歯に歯石が集中していることがわかります。ドッグフードはもちろんのことほとんどの犬用の餌、ご飯では『噛み切る』ことは必要なく丸飲み、もしくは、『すり潰す』ことが必然となるものばかり。

犬の歯はガッツリ掴んで引きちぎり噛み砕くのに適した歯です。
なのでガッツリ掴んで引き千切れるような一度では食べきれないくらいの
大きなお肉を与えても効果があるでしょう。
これも小さい時から慣れていなければ成犬になっても食べ方がわからず
欲しくても匂うだけで口にしようとしません。
骨付き肉をガリガリさせてもいいですよ。
ただし大きな骨付き肉が売ってないのが難点ですが・・・。

ガムなんていろんな添加物を加えまくった加工品です。
液体のマウスクリーナーは結構効果が見込めるようだけど2~3ヶ月という長期スタンスで続けなくてはいけないようです。
また水に入れると匂いの違いがわかるようで警戒心の強い子は口をつけてくれない。
直接歯にスプレーしたり歯に塗ったりするのも一度嫌な思いをさせてしまうと大変。

それにくらべると安全なおもちゃなどで遊びことは愛犬の歯のケアになり、
さらにはスキンシップにもなり一石二鳥です。
さらに医者要らずガムいらずで経済的に楽になる。

あなたも愛犬とスキンシップを深めながら歯のケアをしてあげてみてはいかがでしょうか?


















2012年5月29日火曜日

狂犬病ワクチンによる免疫力の低下

狂犬病ワクチンによる免疫力の低下・・・というとアホくさと思う人も多数いるかと思います。
またワクチンを打っても直ぐでなければその関連性は無いと思う人もいるかと思います。
うちの子の場合ですが・・・

狂犬病ワクチンを打っても見た目は何も変わったところはありません。
ちょっとしんどそうにしている以外は急激な変化も見られません。

しかし狂犬病ワクチンを摂取した次の日に腸の調子が悪くなり下痢になりました。
それも少々ではなくシャーシャーの水下痢状態です。
2日続けてこの状態が続き、その後も1週間ほど下痢状態が続きました。

実はワクチンを摂取する1週間前から腸の調子が悪かったのですが摂取2日前からそれが収まった様子で(この2日は便が出なくて腸の中で固まっているような状態)満を持して法律で決められているからと反対する私を無視し母が無理やり連れて行きました。もちろん獣医師の接種前健康診断も接種可能と判断しての接種です。

それが結局このありさま。

この間の食事も普段より少なめだったし何より治っていく兆候がありました。
考えられる原因はワクチン接種しか考えられません。

たかだか下痢じゃない・・・と思うかもしれませんが治っていた、もしくは治る直前だったにも関わらず1週間前よりもひどい下痢になるということはいとも簡単に免疫力を低下させ修復力を壊す作用がワクチンにはあるということです。

これが生理中はもちろん持病持ちの子やアレルギーのある子だったらどうでしょうか?
生理中は体力はもちろん精神的にも大変なものです。もちろん免疫力も落ちます。
持病やアレルギーがある子は体内でそれらと一生懸命戦っています。
持病が収まっている、アレルギーがちょっと収まっているときはバランスが調度良く保たれているということです。それが一気に崩れる可能性があると思うとゾッとします。
簡単に治るものも治らなくなる可能性がある・・・最悪の場合、死に至る可能性がある・・・そういった害のあるものを毎年摂取させるということを理解しなくてはいけません。
さらに不活性ワクチンにはチメロサールという有機水銀が含まれています。
イタイイタイ病の原因のものです。体内に蓄積されるのは言うまでもありません。
そんなことは百も承知で動物病院は打っているわけです。
ちなみに人間の狂犬病ワクチンにはこのチメロサールは含まれてないそうです。
どれだけいい加減なのかわかりますよね。

生き死にに関わるなら別ですが、仮に死ぬ可能性が1%でもあるとしたら、絶対にわが子に摂取させないはずです。これがいくら法律で定められているとはいえ愛犬には平気で摂取させる飼い主の心理が私には理解できません。
いくら少ないとはいえ死ぬリスクがあるものを取り入れたいとは思わない。

愛犬の健康はもちろん命を護るのは獣医師ではなく飼い主自信です。
今回の予防接種前健康診断で特に思いました。結局のところ彼らは他人ごとなのです。

おそらく今回のことを摂取した獣医師に言っても信じてもらえないだろうし絶対に認めないだろう。
副作用データーベースでも獣医師と薬剤メーカーの責任のなすり合いです。

こんな彼らに大事な家族を任せることができるだろうか?

最近の動物病院ではインフォームドコンセプトを掲げているところも少なくない。
だからこれからワクチンを打たせようとしている人、来年も打たそうとしている人は『副作用が出ない保証』、最低でも『死なない保証』を獣医師に確認してからワクチンを打つことをオススメします。

おそらくそんな保証、約束をしてくれる動物病院は1件も無いはずですからね。
だって副作用が起きた場合の対処法が完全ではないのですからね。
完全ならば死ぬ子はいません。

大往生したかったら医者にかかるな?だったか長生きしたかったら病院に行くなだったか忘れましたが本が出ています。犬の場合も当てはまりますね。


2012年3月19日月曜日

避妊手術と乳腺腫瘍

私の知り合いの愛犬が避妊手術を強要されたそうです。
理由はお乳の近くにシコリがあったからだといいます。
そのしこりは腫瘍なのかタダの脂肪の塊なのかその他のシコリなのかは検査しておりません。
それでも触っただけで避妊するほうがよいと言ったそうです。
その子は13歳ですがいたって健康でピンピンしています。

例えば人間の場合、このような事はあるでしょうか?おそらく無いはずです。
しかも仮にこれが乳腺腫瘍だとしても人間の場合は子宮を切除するということは無いはず。
どうして犬の場合だけ子宮を切除する必要があるのでしょうか?
乳腺腫瘍は他に転移がなければただの皮膚の切除手術だけでよいそうです。
開腹手術など意味がないそうです。
乳腺腫瘍と子宮切除は全く関係がないそうで、ヒト専門のヒトから見たら意味不明だそうです。
だって子宮のない牡(男)でも乳腺腫瘍になる可能性があるのですからね。
乳から白いものが出たら危険だとも言われたそうですが人間の場合はそれほどでもないようで犬だから危険とかどうなのと感じます。

同じような事を言われたヒトいませんか?

あなた自身や愛する方が
もし精密検査も無く乳腺手術だから手術か必要といわれたらどう思いますか?
精密検査も無く健康な体なのに麻酔を打ち開腹手術を迫られたらどうします?
もしその手術で二度と会えなくなったらどうしますか?