2009年8月23日日曜日

犬の免疫機能の強化に良い食品やサプリメント

犬の免疫機能の強化に良いとされる食品などをご紹介します。
なお、犬だけでなく私たちにも良いとされます。

月見草オイル
月見草オイルに豊富に含まれたr-リノレン酸がホルモンバランスを整え、
皮膚の炎症を緩和し再生を促進させる。
歳をとった犬やお産経験のある犬はホルモンバランスが崩れやすい子にも良いです。

亜麻仁油
必須脂肪酸であるオメガ3を豊富に含んでいます。ビタミンA、E、酵素を豊富に含んでいます。
亜麻仁油はアレルギーだけでなく多くの炎症性疾患、免疫機能疾患、腎不全やガンといった病気にも効果的だといわれています。

サーモン
サーモンは何気に青魚。
サーモンのアスタキサンチンと呼ばれる赤い色素成分は抗酸化力が極めて高い栄養成分です。
ビタミンEの約550~1000倍にも相当するといわれ、
老化やがんの引き金となる活性酸素から体を守り、
血液をサラサラにして、動脈硬化を抑制します。
アスタキサンチンは、がん抑制や糖尿病腎症の抑制、
眼精疲労の改善、免疫機能向上、ストレス解消などにも役立つ栄養成分です。
またサーモンには、抵抗力をつけるビタミンAや、
カルシウムの吸収を助けるビタミンD、
高脂血症や糖尿病、動脈硬化の予防・改善に有効なビタミンB群なども含まれています。
不飽和脂肪酸で、悪玉コレステロールを減らして、
動脈硬化を予防したり、老化を防ぐEPADHAを豊富に含みます。 

ビール酵母
胃腸の調子を整え、消化吸収の手助けとなります。
血液循環、免疫システムの改善に効果があるとされています。
また丈夫で良質な皮膚や被毛をつくる手助けとなるそうです。
ノミやダニなど防虫効果も期待できます。



          

2009年8月21日金曜日

皮膚疾患やアレルギーの原因を探る

いろんな要因が複雑に絡み合っている場合もあり、時にアレルギー反応を起こしてしまうこともあります。食物アレルギーだけでなく、こういった要因からアレルギーを起こしてしまう原因は繊細な皮膚組織と関係があります。アレルギーとは免疫機能の過剰反応によって起こる状態のことを指します。
下痢や嘔吐、湿疹などの症状代表的なアレルギー反応です。
これらの皮膚疾患にしてもアレルギーにしても体の免疫機能の低下や免疫機能のバランスが崩れが要因になっていることが多いそうです。
野生の動物をみるとわかりますが、特別に皮膚予防や、アレルギー予防をしているわけではありませんよね。それでも皮膚トラブルを抱えた子はあまり見られません。
アレルギーの要因としてノミやダニを指摘する声もありますが、もしそれらが原因ならば野生の動物のほとんどはアレルギーを持っていることになります。固体にもよりますが、ペットの場合は免疫機能の低下という要因のほうが強いと思われます。
免疫力低下の要因として
栄養の不足
栄養の偏り
生活環境やフードに含まれる化学物質
予防接種を含めた薬の投与
ストレス
・カビ、寄生虫、ウイルスなどの病原体などがあげられます。

狂犬病ワクチンや混合ワクチンなどの予防接種はかなり強い薬で免疫機能を弱らせたり
最悪の場合、ショック死にいたる場合もありますし、
フロントラインなどのノミ、ダニ駆除剤は簡単に言えば殺虫剤です。
殺虫剤で体の表面をコーティングするわけだから、良いわけないですよね。
総合栄養食を謳っているドッグフードも結局は高熱で処理され栄養分はほとんど無いに等しい。
そこにいろんな栄養素や防腐剤を添加するわけだから添加物山盛りになります。
そもそもゴキブリもアリもハエも見向きもしないドッグフードってどうなんでしょうか・・・。
ストレスも大敵です。人間でも同じですが、ストレスにより脱毛したり皮膚が荒れたり、
食欲が落ちたり・・・人間以上にペットとして飼われている犬たちはストレスを感じます。
これらがすべてではないですが皮膚のトラブルやアレルギーの原因を探りそれを取り除き強い体作り、免疫力の強化をすることがトラブル解決の方法となるわけです。

皮膚や被毛の状態から犬の健康状態を探る

犬にとって皮膚や被毛の状態はその犬の健康状態を知ることができます。
健康な状態だと被毛はピカピカ、皮膚もきれいな色をしていますが、逆だと被毛はパサパサ、皮膚の状態も良くありません。

近年ではアレルギーを含む皮膚疾患を持つ犬たちが増えてきています。
かゆみ、脱毛、湿疹、フケ、足や陰部を頻繁になめたりする行為、外耳炎もそうですし、皮膚が赤くなったり、黒ずんだりと・・・皮膚や被毛に如実に出てきます。
このような状態にあると決していい状態とは言えず、健康状態が損なわれていることの証であり、早めに対策をするべきです。放置してはいけません。
皮膚の異常、被毛の異常に気づいたときは、何がいけないのかその原因を考えて見る必要があります。

2009年8月14日金曜日

ガンと活性酸素

ガンを含むあらゆる病気の進行に関係しているのが活性酸素です。
活性酸素とは動物が酸素を体内に取り入れることで生成され有害物質から体を守る役割も果たしています。しかし、この活性酸素も必要以上に摂取してしまうと細胞を攻撃する有害な物質に早代わり。
この活性酸素を増やす要因として考えられているのが排ガス、タバコ、殺虫剤や他の化学物質、薬などです。これらは普段身の周りに普通に存在します。
活性酸素が多量に発生するとそれを解毒しようとする働きが体の中にはありますが、大量の体内酵素が必要となってくるわけです。その結果として、免疫力が低下してしまいます。
活性酸素を抑制する物質が抗酸化物質とよばれるものです。
抗酸化物質として有名なのがビタミンC、ビタミンE、カロチノイド、イソフラボンなどです。
これらの栄養素が含まれている食材を意識的に取るようにすることでガン予防につながります。

ガンの原因ー食材から考える

 ペットフードを加工する段階で有害な物質が添加されていなかったとしても安心はできません。
なぜなら食材の中にこれらの物質が残っている可能性があるからです。私たちが食べるものでも問題視されていますが家畜の伝染病予防、成長促進などに使われる大量の抗生物質やホルモン剤、野菜などを育てるために使われる農薬や化学肥料などの残留などの問題があります。
特に原材料の素性がわからないドッグフードなどの加工食品についてはこの問題が不安視されます。
また加工食品となると生きた栄養素を加工段階で喪失している恐れもあります。生きた栄養素の中にはガンの抑制に有効なものがあると考えられています。
ガンとは関係ありませんがある動物園では肥満になった動物に与える餌を加工した餌から生食に変えることによって動物のダイエットに成功したという話もあります。加工食品はすぐに食べることができ非常に便利ですが、食べ物が本来持っている栄養素を喪失しているリスクもあるということを念頭におかなければなりません。原材料そのものの安全性を重視、確認する必要がある時代なのです。

近年増えてきた犬のガンの要因

 前回はガンとは何かと言うことを取り上げました。
ガンとはもともと正常な細胞の遺伝子があることから暴走し正常な細胞を破壊し、最悪の場合命をも奪ってしまう病気でした。またガンを引き起こす確立をさまざまなケアから下げることもできると言うことを取り上げました。

今回はそのガンの原因を探って生きたいと思います。
ガンの発生には遺伝子的要因と、外的要因が挙げられますが外的要因について触れて生きたいと思います。ガンの発生に関係しているものとして食事やストレス、有害物質(排ガス、添加物、タバコなど)が世間一般的に知られています。特に猫の場合毛づくろいをしますよね。その毛にタバコの煙や排ガスなど、発がん性物質が付着することによりガンにかかるともいわれています。

また食べ物の腐敗、酸化防止、見た目を重視するあまり、多くの食べ物に保存料や、着色料などの食品添加物が多用されています。人間が食べるものはもちろんのことドッグフードにも使用されています。 このような添加物の中には安全基準に満たないものもあり発がん性が確認されているものもあります。 BTA、BHT、エトキシンといった保存料がそれにあたります。
これらの保存料は安い上に効果が抜群と言うこともありこれまでドッグフードに多々使われていたと言います。今年の6月からペットフードの原材料の表示義務が100%になったため一応の目安にはなりますが、ペットフード製造工場でBTA、BHT、エトキシンといった保存料が使用されていなくても原材料自体に使われている可能性が無きにしも非ずで、そういった場合は原材料表示されません。
私たちは何気にこのドッグフードを含めたペットフードを愛犬や愛するペットに与えていますが有害物質が含まれていないか常に意識し、何を食べさせているのか、もしくは自分たちは何を食べているのか真剣に考える必要がある世の中になっています。特に近年では人が口にするものまで偽装する世の中です。業者はお金のためなら何だってします。自分たちの目で口で確かめることが一番だと思います。

2009年8月13日木曜日

犬のガンについて

昨今、犬の死因として上位に来ているのがガンです。
年齢が高くなるにつれてガンになる確率も高くなると言われています。
しかし、最近では若い犬でもガンにかかるケースが目面しくありません。
愛犬がガンにかからないためにも、ガンの発生原因を理解し、普段から予防を行うようにしましょう。

ガンとは細胞の異常な増殖によって起こる100種類異常の病気の総称と定義されています。
ガンは犬や人の体を作るある細胞の遺伝子に異常が発生し、ガン細胞に変化するところから始まります。ガン細胞の細胞分裂のスピードは速くどんどん増殖していくのが特徴です。
ガン細胞は血液中の栄養素や酸素を大量に消費するために正常な細胞にきちんを栄養素が伝わらず健全な細胞を徐々に弱らせていきます。そして健全な細胞を破壊し、最終的には命を奪ってしまう恐ろしい病なのです。
ガンの発端である細胞の遺伝子の異常は遺伝的なものや、発ガン性物質と呼ばれるものにより引き起こされる場合があります。しかし、いずれにせよ私たちの体の中に存在する細胞を治すガン抑制遺伝子によって守られているため、正常な細胞がそう簡単にはガン細胞になったりしません。
遺伝子を傷つける要因が大きなときや、継続的に遺伝子を傷つけてしまったりしたときにガン細胞が増殖を始めるのです。結局のところ日ごろのケアによりガンになる確立を抑制することは可能なんです。

2009年8月9日日曜日

胃腸を健康に保つための栄養素

消化酵素やプロバイオティクスのほかに胃腸を健康に保つために大切なものとして食物繊維やオリゴ糖、グルタミンがあげられます。

食物繊維やオリゴ糖はプロバイオティクスの増殖を助ける働きをします。
グルタミンは消化器官の働きに最も重要なエネルギー源です。
グルタミンは肉や卵などの動物性たんぱく質に多く含まれます。

犬も人も胃腸の免疫機能強化のために プロバイオティクス

 胃腸の働きは生きていくうえで大切な役割を担っています。
胃腸は消化吸収という機能だけでなく免疫機能も備わっています。
胃腸の免疫機能を充実させるためには腸内の細菌バランスが肝心になってきます。
プロバイオティクスは善玉菌で有害な菌の増殖を抑え、さまざまな疾患のリスクを軽減してくれます。
プロバイオティクスが十分でない場合、腸内の細菌のバランスは整っていません。
そのため免疫機能に影響が出て疾患へのリスクが強くなります。
腸内の善玉菌であるプロバイオティクスがストレスや添加物や抗生物質などの薬品などの投与によりプロバイオティクスが減少傾向にあるそうです。
ゆえに積極的にプロバイオティクスなどの善玉菌を取り入れる必要があります。
最も手軽にプロバイオティクスを取れる食材がヨーグルトです。
ヨーグルトは意外と食べてくれますよ。

健康な胃腸を保つために大事な消化酵素

健康な胃腸を保つために大事なもののひとつに消化酵素というものがあります。
消化酵素とは食べ物を消化し吸収するときに使われる酵素です。
消化酵素は胃やすい臓など体の中にあるものと食べ物から取り入れるものとに分けられます。
消化酵素は食べ物をしっかり消化しその栄養を吸収するためには不可欠な存在なのです。
消化酵素のみならず、すべての酵素は熱に弱いという性質なため48度以上で加熱すると活動停止します。そのため火を通した食事や高熱で焼かれた一般的なドッグフードを食べている場合、消化酵素を食べ物から吸収することはできません。そのため慢性的な消化酵素不足に陥り胃腸の働きが悪くなり栄養吸収、消化という胃腸の大事な役割が阻害されてしまいます。
また消化酵素の不足は単に栄養吸収の妨げになるだけでなく代謝酵素の供給にも影響を及ぼします。
このように消化酵素が不足すると不足分の消化酵素を代謝酵素から補うわけです。
そうすると代謝酵素も減ってくるわけです。
代謝酵素は体のありとあらゆる細胞、器官を動かすために必要な酵素です
たとえば肝臓の代謝酵素は500種類以上の酵素の働きにより成り立っているわけですが、仮に肝臓の代謝酵素が減ってしまうと肝臓に障害をもたらすと言う結果になってしまうのです。
ゆえに十分な消化酵素を体内に取り入れると言うことは健全な生活を送る上で必要不可欠なことなのです消化酵素は生肉、生魚、生野菜、果物など熱を通していない生の食材に多く含まれていると言われています。また納豆やヨーグルトに代表される発酵食品にも多く含まれているそうです。
これらの生の食材や発酵食品を多く取ることで消化酵素を補うことができます。
しかしながらドッグフードが主流の昨今ではこの消化酵素を取り入れることは不可能です。
犬の胃腸の健康維持、体の健康維持のためにも生の食材や、発酵食品、消化酵素系のサプリメントを日々の食事の中に取り入れるようにしましょう。

2009年8月8日土曜日

健康維持に不可欠な胃腸の健康

 胃腸を含む消化器官の主な役目は食べ物の消化吸収、および排泄です。
消化器官で生命活動に必要な栄養分を消化、吸収するわけです。
仮に消化器官に以上が出てしまうと、栄養分の消化吸収にも影響が出てくるわけで健康状態にも影響が出てくるわけです。そういった意味では胃腸の健康は体全体の基本であります。
ゆえに食生活と排泄は健康に生きていくためには最も重要な事だといえます。

また胃腸の重要な役割のひとつに免疫機能としての役割があげられます。
胃腸には感覚機能が備わっていて体にとって有害、無害を感じ取り嘔吐や下痢などの症状により体に入った有害なものを早く取り除こうとします。
また腸内では有害な細菌の増殖を抑えようとする働きもあります。
胃腸器官が正常に働かない場合、他の免疫機能が働くわけですがその分負担も大きくなりアレルギーや自己免疫疾患など、他の症状を引き起こす要因となります。
このことから胃腸の健康を正常に保つことは体の健康を保つことになるのです

2009年8月7日金曜日

犬の健康管理も基本は食事から

 昔から「医食同源」という言葉で表され、医療と食事はきっても切れない関係にあります。
これは人間だけでなくペットを含めた動物すべてにいえることです。
しかし、私たち飼い主は家族同然のペットにも関わらずドッグフードさえ与えていればいいという固定概念にとらわれ、生命の基本である食事の重要性を疎かにしていると思いませんか?。

人間の場合、食事のトータルバランスを考えて日々の食事を取っていると思いますが、犬の場合、カロリー的に、栄養的にバランスが良いドッグフードと思ってそれだけ与えている人も多いでしょう。
これを人間にたとえたらシリアルやカロリーメイトなどのトータルバランス食品を毎日毎日、朝昼晩と食べていることと同じです。確かに味覚の面では犬は人間に劣ります。
だからといって同じ食材ばかり与えていると飽きる犬もいるだろうし、本当にその食事があっているのかどうか分からないと思います。
やはり、たくさんの食材からたくさんの必要な栄養素をバランスよく取ることが大事なのです。
そして病気や怪我に負けない、病気や怪我から早く回復できる体を作っていくことが大事です。
人間を含め動物は本来、自力で体を治そうとする自然治癒力の力が備わっています。
自然治癒力を高めるためには加工食品をメインに食べるのではなく、いろいろな食材からいろんな栄養素を取り入れることが不可欠だろうと思います。これこそが医食同源の基本だと思います。

犬も人間も同じ動物です。あなたのワンちゃんの食事の基本を見直してみましょう。

2009年8月5日水曜日

犬の感覚器官 嗅覚

 感覚器官とは体などに加えられた知覚刺激を受け入れる器官のことです。
感覚器官には視覚(目)、聴覚(耳)、嗅覚(鼻)、味覚(舌)などがあげられます。
知覚刺激は末梢神経を通して脳に伝えられて初めて体の外や中の異常などを察知できるのです。
動物はこの感覚器をたよりに周りの状況を的確に判断します。
犬の場合主に嗅覚が発達しています。
嗅覚とは気化した化学物質が鼻粘膜から分泌された粘液に溶け、嗅上皮を刺激したときに得られる感覚のことです。嗅上皮は嗅細胞のあつまりで触覚のようなものです。

犬はこの嗅上皮の面積が広く人を1とした場合2倍から18倍の面積の広さを持っています。
嗅上皮の広さは嗅覚の良さに比例しており、そのため犬は人間にくらべ嗅覚が優れているのです。

逆に味覚では人間のほうが優れています。
これは味覚を司る舌の表面にある味蕾(みらい)という神経細胞の数によるもので人間が1万個あるのに対し犬は約1700個しかありません。
味が全く分からないわけではないですが人間ほどの味覚は無いといえます。

2009年8月1日土曜日

犬(人を含めた動物)のリンパ液とその付属機関

リンパ液が流れる菅系とその付属機関のことをリンパ系といいます。
このリンパ系の働きは犬も人間も同じです。
リンパ系はリンパ液、リンパ管、リンパ節から形成されています。
リンパ液は無色透明にちかい色で体液の一部がリンパ管に流れ出たものです。
リンパ管はリンパ液が流れる管のことです。静脈に沿って形成されていますが最終的には静脈で血液と合流します。
リンパ節はリンパ管のところどころにある、球状または大豆状のふくらみの部分です。
リンパ液が通る間にリンパ液中の異物が各細胞に拿食されて生態が防衛される免疫反応器官。
リンパ球が増殖する場所でもある。