2012年7月24日火曜日

人も犬も変わらない 免疫力を高める食品など

辛み成分であるジアスターゼを豊富に含む大根
ジアスターゼは別名アミラーゼともいいます。
アスターゼは胃腸薬(人、犬の胃腸薬に共通する)によく含まれており賞ks不良や胃もたれなど食欲不振を改善する作用があります。
ウイルスや病原菌が体内にはいってきても、必ずしも病気になるとは限りません。それは、体内にある白血球、マクロファージ、NK細胞が協力し合って異物をやっつけ、感染するのを防いでくれるからです。
だから、免疫力を高めるには、白血球などの細胞がいつも元気に働けるよう、細胞の酸化(老化)を防ぐことが大事。
抗酸化辛み成分であるイソシアシアネイトに抗酸化の働きがあり、皮との間に多く含まれているので、よく洗って皮ごと食べるのがいいと思われ。
また、大根はジアスターゼなどの消化酵素も豊富。
食べたものを速やかに消化し、効率よく吸収する助けをし、効率よく吸収する助けをし、代謝のアップにも役立ちます。
ただ、これらの成分は熱に弱い。大根おろしにして冷ましたスープなどに加えてはいかがでしょうか?
なんでも食べる子であれば、ほうれん草やトマトを加えると、抗酸化力がトリプルになり、さらに強力になります!

長芋に含まれるムチン
長いものヌメリに含まれるムチンは、たんぱく質の分解を助ける成分。
たんぱく質は細胞の材料となる栄養素なので、免疫力を高めるためには、
毎日きちんと補給する必要があります。長いもは、そのほかにも多くの消化酵素を含み、食べ物の消化吸収をよくし、
新陳代謝を上げるので、昔から“精がつく食べ物”といわれてきました。
最近では、抗酸化成分を含むこともわかっています。
こういった長いもの成分を100%生かすには、すりおろさないことが大事。
『長いものせん切り』は昔からある定番メニューですが、良質のたんぱく質を含む鶏肉を混ぜれば、免疫力はさらにアップ。
抗酸化成分を含むのりを散らしてもいいし、同じく抗酸化の働きがあるわさびを混ぜて、風味よく、ピリ辛にすれば、お父さんのお酒の肴にもいけて一石二鳥。

高タンパク低脂肪、抗酸化抗力の鶏肉
鶏肉はもとよりたんぱく質が豊富で、しかも低脂肪という優れた食品です。
またアミノ酸の一種であるカルノシンやアンセリンに抗酸化抗力があることがわかりました。
たんぱく質を効率よく利用するために、
たんぱく質の代謝をよくするビタミンB2と合わせて与えましょう。
たとえば、『鶏のカシューナッツ炒め』はナッツにビタミンB2が豊富なのでおすすめ。
同じくビタミンB2が多いきのことの炒めものは、家でも簡単につくれるメニューです。

腸内環境を整える乳酸菌
よく「腸内環境」という言葉が使われますが、免疫力を高めるためにも、善玉菌であるビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えることが必要です。
それによって、消化吸収をよくし、基礎体力をアップさせることができます。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内でビフィズス菌を増やす働きをし、便秘の解消にも役立ちます。ヨーグルトにはカルシウムやたんぱく質なども豊富なので、毎日積極的にとりたいもの
バナナを加えると食物繊維がプラスされて整腸作用が強まり、りんごを加えると抗酸化作用が加わって、よりヘルシー!

クロロフィルとビタミンA・C・Eを含む、強力な抗酸化食品、小松菜
冬になると青々としてくる小松菜は、緑色の成分であるクロロフィルとビタミンA・C・Eを含む、強力な抗酸化食品です。
そのうえカルシウムや鉄分などのミネラルも豊富なので、免疫力アップのためだけでなく、骨粗鬆症や貧血が気になる子にはとくに積極的にとることをおすすめします。
小松菜は、ほうれん草のようにアクがないので、下ゆでしたり、水にさらしたりする必要なし。
サッと炒めるだけで食べられます。
免疫力を高めるためには、良質のたんぱく質を含む、卵や鶏肉などと組み合わせるのがベター。油を使うことで、ビタミンA(カロチン)の吸収もよくなります。
小松菜を粗みじん切りにしてご飯と炒め、溶き卵を混ぜて、塩、こしょうで調味する『小松菜のチャーハン』や『小松菜と卵の炒めもの』も手軽にできるおいしいメニューです。

強い抗酸化力を持っている納豆
納豆などの大豆製品には、イソフラボンという、胃がんを予防する成分が含まれており、これが強い抗酸化力をもっています。体内にはいると、女性ホルモンに似た働きをし、代謝をよくする効果もあります。
納豆にはビタミンK2も含まれており、カルシウムが骨に沈着するのを助け、骨を丈夫にします。
骨を健康的に維持することで、基礎体力がアップします。
納豆は手軽なうえ、植物性たんぱく質も豊富。
免疫力アップのためには、毎日でもとりたい食品。よくかき混ぜて、ネバネバにして食べましょう。
もともと消化のいい食品ですが、
たんぱく質の消化吸収を助ける長いもと組み合わせるとさらにいい。
ともにネバネバ同士で、味の相性もピッタリ。

代謝をよくすることで疲労を予防・解消するクエン酸
クエン酸は代謝をよくすることで疲労を予防・解消し、元気な体を維持します。
梅干しに多く含まれていることは有名ですが梅干しを食べる犬はイないでしょう。
他には酢、キウイ、みかん、ナシなどに多く含まれているようです。
アジの南蛮漬けやみかんだったら食べる子も多いと思います。疲れているときの疲労回復にも役立ちますので
夏場など食の細い時期に酢の物を毎日の習慣にするといいかも!

殺菌作用、疲労回復、血中の脂質を減らしエネルギーとして効率よく燃えやす成分を含むにら
免疫力を高めるには、体内にはいった栄養素が、
エネルギーとして効率よく燃える必要があります。
エネルギーの素である、糖質の代謝に不可欠な栄養素はビタミンB1。
そのビタミン1の働きを助けるのが、にらに含まれている、硫化アリルという成分。
硫化アリルは加熱しないほうが、より強力に作用します。他にもニンニクが有名ですね。
だから、「硫化アリル+ビタミンB1+糖質」の組み合わせがベスト。

ビタミンA・C・Eの抗酸化力も免疫力を高めます。
家でつくるなら、にらを卵でとじた『にら卵』や
『にらと豚肉の炒めもの』+ご飯もおすすめ。
硫化アリルを含む食材を沢山取り過ぎると貧血になったり胃腸に負担がかかるので注意。
人間においても、過剰に玉ねぎやニンニクを食べた場合、貧血になることは知られています。

結局のところ人間でも犬でも個体差があり、その犬や人に適した量はその恩恵を受けると思う。
例えば鶏肉だって食べ過ぎれば下痢になるという感じで
あれがダメ、これがダメというが食物アレルギー自体、個体差があるし、それだけを大量に与えるわけではないし、私達も食べるわけではありません。
個体に適した量ならば恩恵のほうが大きいこともある。
個人的には製造工場の見えないジャンクフードを与えるよりよほどマシだと思います。

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