2009年7月25日土曜日

人のアトピー性皮膚炎の治療

 犬の場合と同様に人のアトピー性皮膚炎の場合も遺伝的要因が大多数のようです。
それに皮膚の免疫力低下と外部からの刺激やストレスが要因となっている模様。
人の場合もアトピー性皮膚炎の人全てに対して効果のある治療法は存在していないそうだ。

ということから人のアトピー治療を参考にしてみます。

ドライスキン(乾燥肌)であるために、バリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなっている状態で
皮膚の乾燥は皮膚の保湿因子であるセラミドの含有量が低下し、水分を保持できないことが原因です。

この水分が外からの刺激を弾いてくれる役割をしているそうす。
またアレルギー反応を起こしやすい体質であるため、刺激の影響は倍増してきます。
例えば、かゆみが起これば、掻いて皮膚のバリアをさらに弱くしてしまうため、悪循環に陥ります。

アトピー性皮膚炎の治療法は、皮膚というバリア機能を回復させること。
セラミドが十分にあって皮膚が潤いで満たされている健康な肌にすることです。

次にアレルギーを起こすアレルゲンとの接触を完全に絶つことです。
皮膚のバリア機能がいくら弱くてもアレルゲンがいなければアレルギーは起きません。

肌の防御力を上昇させるためには、保湿剤を使用する。だだし、石鹸で洗うなど皮膚は清潔にしておく

アレルゲンを絶つためには、布団はこまめに干して、掃除機も使用し、じゅうたんの部屋を避ける、なるべく家の中にいないなどがあげられます。

アトピー性皮膚炎はコントロールしなくてはいけない病気。
アトピーと一言に言っても、その人の特徴によってその病態は全く異なるため、まずは自分の体をよく知ることが大事。

ということで犬も人も肌の保湿と清潔さとアレルゲンの除去がキーポイントとなりそうです。

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