2009年10月1日木曜日

犬に必要なミネラルと主なミネラルの働き

犬に必要なミネラルは以下のとおりです。AAFCO(米国飼料検査官協会)より。

カルシウム
リン
カリウム
ナトリウム
クロール
マグネシウム


マンガン
亜鉛
ヨウ素
セレン

カルシウムの役割
カルシウムは骨の形成、代謝にとって重要なミネラルです。
しかし成長期の過剰摂取は骨の形成、成長に障害をもたらす恐れがあります。
カルシウムが不足すると骨がもろくなります。
カルシウムはビタミンDと取ることが好ましくビタミンDが不足しても骨に異常がでたりします。
またカルシウムはリンとのバランスが不可欠です。
犬の場合カルシウムとリンのバランスは1,2~1,4:1の割合と言われています。

カリウムの働き
細胞内液の主成分で細胞の浸透圧を維持する働きがあります。
また酵素が活動するのに不可欠なのがカリウムです。
神経伝達、筋肉機能、心肺機能に需要なミネラルです。
カリウムは腎機能の低下や下痢などで不足ぎみになります。
またカリウムは他のミネラルと比べ蓄積されにくいので毎日の食事から取れるようにしましょう。

ナトリウムの働き
ナトリウムは体の水分を均衡に保ち、成形に使われます。

マグネシウムの働き
骨の発育、代謝、エネルギーの生成に関わっているミネラルです。
犬の場合、不足になることはマレです。


鉄は赤血球細胞中のヘモグロビンに含まれています。酸素の運搬などに関わっています。
犬の場合欠乏はごくマレです。


ヘモグロビンの合成、メラミン色素の精製

マンガン
酸素反応に関係しています。

ヨウ素
甲状腺ホルモンの合成に関与

セレン
細胞の抗酸化作用

コバルト
ビタミンB12を構成しているミネラルです。

0 件のコメント:

コメントを投稿