2009年10月13日火曜日

犬に必要な栄養素のまとめ3 ビタミン、ミネラル

ほとんどのビタミンは体内で生成できないものばかり、もしくは合成量が不十分なものばかりである。
そのため食事中からの摂取が必要になります。
ビタミンは代謝過程で酵素反応を促進させる成分として働く生命活動に不可欠な有機化合物です。

ビタミンは水溶性と脂溶性に分類されます。
水溶性のビタミンはCとB群で吸収するには水分が必要になります。
水分と共に小腸から吸収されます。
水溶性ビタミンは蓄えることが出来ません。そのため定期的な摂取を心がけなくてはいけません。
脂溶性ビタミンはA、D、E、Kで吸収には脂肪が必要になります。
水溶性ビタミンと違い脂溶性ビタミンは脂肪組織や肝臓に蓄積され骨の疾患、肝臓や腎臓の機能の低下につながることもあります。
犬はビタミンKやナイアシンを体内で合成できます。

ミネラルは動物の全体重のわずか4%ぐらいしか体の中に存在しないわずかなものですが生命を維持するためには重要な無機化合物。
ミネラルは動植物が作り出すことはできません。そのため食事などにより摂取する必要があります。
ミネラルの摂取も大事だけどそのバランスも大事。ミネラルが多すぎても少なすぎても過剰や欠乏が生じることがあります。要は総合的なバランスで摂取する必要がある。
ミネラルは体に多く存在するマクロミネラル(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウムなど)と、わずかしか存在しないミクロミネラル(鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、クロムなど)に分けられます。

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