2009年9月24日木曜日

ビタミンのそれぞれの働き|犬の栄養素

脂溶性ビタミン

・ビタミンA
目、皮膚、粘膜などの健康を保つ役割。ビタミンAが不足すると夜盲症や眼球乾燥などを引き起こす可能性があります。
また過剰摂取すると骨に関する疾患や肝臓、腎臓の機能低下になる恐れがあります。

・ビタミンD                                        
体内のカルシウムとリンのバランスを保ち健康な歯や骨の形成をするします。 甲状腺機能の調整。過剰摂取すると骨の形成異常の原因に。

・ビタミンE
抗酸化作用があり繁殖機能の強化、老化防止、免疫機能の強化、抵抗力の強化などに効果があります。ビタミンEが不足すると犬の場合では脱毛、皮膚疾患など身近なことから血管や神経系に影響がでるそうです。

・ビタミンK
血液凝固や骨の健康を保つ働きをします。犬の場合、ビタミンKは大腸細菌により体内で作られるのでビタミンKの不足はまず無いといえるでしょう。ただし大腸細菌のバランスが悪くなっている場合や抗生物質の使用により細菌の減少がある場合は摂取が必要となる場合があります。


水溶性ビタミン

・ビタミンC
結合組織の強化や抗酸化作用があります。犬は肝臓でブドウ糖からビタミンCを作ることができます。しかし、十分なブドウ糖が摂取されていない場合や肝機能が低下している場合は摂取が必要な場合もあります。また老化やストレスが高い犬なども摂取が必要になる場合があります。

・ビタミンB群
ビタミンB群はたくさんのビタミンの複合体です。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ナイアシン、コリン、葉酸などの複合体がビタミンB群と呼ばれています。これらのビタミンB群の相乗効果でいろいろな生命活動に大きな役割を担っています。代謝エネルギーを生成するときの酵素の補助の役割や神経系、細胞系、内臓から皮膚や被毛の健康維持までありとあらゆる面で大事なものです。

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